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2014年 12月 17日
12月10日に、盛岡市内の小学校にて、六年生の「とことん追究 卒業研究」と題した研究発表会がありました。この学校では、毎年、6年生が、「卒業研究」として、一人一人課題を決めて取り組んでいるのだそうです。 その中で、K君は「津波をのりこえた!気仙茶のひみつ」と題して、気仙茶について発表なさいました。私も、学校関係者ではないですが、傍聴させていただけることになり、行ってきました。 K君から「気仙茶を研究したい」と言われたのは今年の7月初めのことでした。 その後、盛岡でのお茶会に参加したり、お茶の手づくりワークショップに参加したり、8月には陸前高田にお茶畑を見に行ったりして、気仙茶への理解を深めていきました。 更に、11月には、盛岡市の中心商店街で、店先に小さなテーブルを出し、道行く人への気仙茶の紹介にも取り組んできました。 卒業研究発表会では、10分の持ち時間内に、それぞれ工夫して発表していきます。 K君は 追究課題1 気仙茶の歴史とその生存力 気仙茶研究を選んだ理由から話し始めて、気仙茶の歴史、古いお茶の木が残っていること、津波を受けても枯れずに残った木があることなどを紹介。 追究課題2 体験活動 気仙茶の手もみをしよう 7月の手もみ茶ワークショップの体験や、気仙の伝統的な道具を使った手もみの方法についてなどを紹介。 追究課題3 地域で気仙茶を盛り上げよう 11月の、商店街での気仙茶紹介の様子を報告。 という構成で、発表しました。 K君は、もともと発酵食品が好きで、5年生までずっと発酵をテーマに研究してきて、今年は紅茶の研究をしようと考えていたところ、新聞記事などで気仙茶のことを知って、気仙茶の研究をすることに決めたそうです。 気仙茶が昔から作られてきた長い歴史を知り、理解を深め、しかし今、激減していることに対して、自分ができることは何かを考えた結果、それは、気仙茶のことを多くの人に知ってもらうことだ、と思い、行動に移した、というK君の一連の活動に、大人である私たちも、多くのことを教えられているように思います。 気仙茶を残したい!という熱い思いで発表するK君には、発表を聞いた同級生たちも大いに惹きつけられた様子で、発表の後には、勢いよく質問の手が上がり、また、感想発表でも「気仙茶を知らなかったけれど、興味を持ちました!」という声が上がっていました。 K君の取り組みや、小学生たちの反応を見て、胸が熱くなりました。 K君、そして、K君の研究を支えたご家族や学校の皆さん、ありがとうございました!! (発表当日も、廊下に「気仙茶紹介コーナー」を設けて、発表の合間に、試飲や説明などを、お母様中心に取り組んでくださいました) #
by kesencha
| 2014-12-17 11:07
| 活動報告(その他)
2014年 12月 17日
北日本には、大きな寒波が来ています。大事のないことを祈ります。 先日12月11日付の岩手日報で、「復興と資金調達」というテーマで論説が掲載されました。 今回のREADYFORでの気仙茶プロジェクトの始まりから今までを、まとめてくださったものです。クラウドファンディングに、多くの人が被災地を後押ししてくれる、新たな可能性を見る、とし、「応援マネー」の力強さ、という副題がつけられています。 掲載日12月11日は、発災から3年9カ月目の月命日。最後の一文にあるように、多くの人が被災地を後押ししてくれることを感じながら、復興への道を歩んでいきたい、という気持ちです。 ウェブからもお読みいただけます。 http://www.iwate-np.co.jp/ronsetu/y2014/m12/r1211.htm #
by kesencha
| 2014-12-17 09:28
| 取材記事・報道
2014年 12月 02日
ご無沙汰しております。先月の陸前高田市米崎町にある仮設住宅二か所で、気仙茶のお茶会&お話会を行いましたので、ご報告します。 米崎小学校、旧・米崎中学校(現在は高田東中学校)それぞれの校庭に作られている仮設住宅の方々に、自治会から呼びかけいただき、11月19日、各集会場にて行いました。(今回も、盛岡市中央公民館の出張公民館として行いました) それぞれ、12人ほどの参加者の方々をお迎えしました。 中には、5月のお茶摘みや手もみ茶づくりにご参加くださった方々もたくさんお越しくださいました。なかなかお茶会を開くことができず、やっと伺うことができました。遅くなって申し訳なかったです。 今年の気仙茶を3種、飲みくらべていただきながら、話は昔のお茶づくりやお茶請け・おやつの話へ。 特に印象に残ったのは、柿の食べ方の話と、まっか大根をお供えする話です。 こちらの柿は、全部渋柿なので、その渋をどうやって抜いて食べるか、いろいろな方法があったそうです。 渋をぬくことを、柿を「サシ」て食べる、渋をぬいた柿を「サシ柿」と呼ぶそうです。 柿の渋抜き、今は焼酎でやるのが一般的かと思いますが、 昔は、ひと肌くらいのぬるま湯に入れて、そばがら(蕎麦の茎)などと一緒に渋柿を入れて、一昼夜くらいかもっと、渋が抜けるまでいれておいて食べたそうです。 (そばがら、の他に、スイカズラ、カキドオシ(カキズラ)、ミョウガの葉、などのバリエーションがあったようです) また、海の近く(浜)ではコガ(樽)に潮水を汲み、その中に渋柿を入れて渋を抜いたり、また、漬物のコガに渋柿も入れて渋を抜いたりしたそうです。 それから、木の上で熟させたり、渋柿を藁の上に置いて熟させたりして、渋が抜けて甘いものも食べたそうです。(これは今でも食べることはありますよね)これを、ウンダッコと呼ぶそうです。 そして、ウンダッコと、香煎(麦こがしの粉)を混ぜてついて、丸めたものを、「柿餅」と呼んで、食べることもあったそうです。 干し柿は、竹の串に5個ずつくらい刺したものを何本かまとめたものなど、リヤカーで売られてきたそうです。 干し柿づくりで余った「柿の皮」も無駄にせず、干してから、大根の漬け物などに入れて、甘みを出すのに使ったそうです。そうやって干しているのを、子供の頃、つまみ食いしたのが甘くておいしかった、とおっしゃる方もありました。 もう一つ、興味深い話題は、「12月頃、まっかの大根と、生きたどじょうを、神様に供えた」というお話です。 まっかの大根、というのは、真っ赤な大根のことだと思って聞いていましたら、どうも話が噛みあいません。よくよくお聞きすると、まっかとは、二股、という意味あいなんですね。二股になった大根を選んで、神様に供えるのだそうです。 他の方から、必ず、二股の大根と「おとこ大根」(まっすぐな大根)を一緒に神様に上げた、というお話も出ました。 また、その時には、「どじょうすくってこ」って言われて、近くですくってきて、そのどじょうを母さんが、生きたまま、神様に(神棚の下前に)置いたそうです。 どじょう、の方は、高田町の山手の、田んぼの近くの方でしたが、海に近い方の方は、別な魚を上げたようです。 この中に、12月10日の大黒様の年取り(嫁とり)の時、マッカ大根等を供えることと、12月20日の恵比寿講の際に、生きた魚を供えることが、書かれていました。 ここから考えると、もしかして、まっかな大根と、生きたどじょうや魚を一緒に神様に上げたのは、10日か離れていない、大黒様の年取りと恵比寿講を一緒にしたものかな、と思いました。 仮設住宅を始めとして、気仙地方で気仙茶のお茶会をすると、昔のお茶づくりの話から始まって、様々な暮らしの話を聞かせていただいています。その昔話には、身近な自然を利用した暮らしの知恵や技術、節節の、自然に感謝し神々に感謝する暮らし、人と人が思い遣る社会の在り方をうかがい知ることができます。 気仙の暮らしの記憶を記録し、気仙の今や未来に引き継ぐことを目的に行ってきましたが、これは、気仙にとどまらず、広く今・未来を生きる人々にとって大切なお話なのではないかと、思い始めています。もちろん自分自身にとってもです。 #
by kesencha
| 2014-12-02 13:27
| 活動報告(聞き書き)
2014年 12月 02日
こんばんは! 明後日15日(土)は、事務局・前田が「しゃおしゃん」店主として、東京・谷中に参りまして、気仙茶を淹れながらお話しさせていただきます。 【東北銘菓フェス特別編】「気仙茶の話を聞こう」です。 午後の部、お席まだ少しご用意できます。 午前の部は満席となりました。 味わいの違う気仙のお茶を3種くらいと、岩手のお菓子も2種ご用意してお待ちしております。 東北銘菓フェスを主催している、小関姉妹の製作した、特製しおりも差し上げます。 どうぞ、1時間あまりの時間、ゆったりとお過ごしくださいませ。 お申込み、お問い合わせは、kosekishoko @gmail.com(コピー&ペーストではなく、@のところを小文字に代えて打ち直してください)までお願いします。 イベントの詳細は、こちらのリンクからチラシ等ご覧くださいませ~ http://skksk.exblog.jp/22497759/ 皆様とお会いできることを楽しみにしております。 #
by kesencha
| 2014-12-02 13:25
| 活動報告(お茶会)
2014年 11月 26日
おはようございます。 花見茶会のこと、京都・龍谷大学伊達ゼミのブログでご紹介いただきました! http://d.hatena.ne.jp/ryukoku-cha/20141111/1415695038 また、盛岡のアトリエてとてのブログでもご紹介いただきました! http://ateliertetote.blog.fc2.com/blog-entry-597.html ご紹介、ありがとうございます。 花見&茶会のそもそもの企画意図には、この機会に今の陸前高田を訪れ、見て感じていただきたい、ここで暮らす会員や出会う人と、語り合う機会になれば嬉しい、という思いがありました。どこに明記しなくても。 そして、初めて参加する方も、何度もいらしている方も、どなたもその思い・気構えがあったことと思います。何も語らなくても。 その意味で、場を作ったのは主催者ですが、たくさんの方にいらしていただき、あちこちで交流の輪が広がっていたことは、参加者皆さんが作り上げた「大成功」だったと思いました! 陸前高田で行われるどんなイベントでも、根っこの思いは同じだと思います。 それだけ、他の地域では想像できない、喪失と変化を日々経験しながら、その中で、(その理不尽を引き受けて)皆さん、豊かな日常生活を送れるように、それぞれのやり方で奮闘していると思います。進む奮闘、一歩も進めないという奮闘。 いつも楽しい話に笑い転げたり、豊かな暮らしのあり方に感服したりしてばかりですが、見えないところでは皆さん奮闘しているはずです。 もとより、どこに住んでも、誰にとっても、生きることは日々奮闘だと思いますが、前提になる状況、環境、目にする風景・・・は、やっぱり被災地は非常に苛酷で困難です。 何度でも訪れて、それを思い知ることは大切なことだし(私にとっても)、知ること・つながることから始まるものがあるはず、と、皆様のブログを拝見して、改めて思っています。 写真は参加者のUさんが送ってくださったお茶の花です。 #
by kesencha
| 2014-11-26 10:35
| 活動報告(お茶会)
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